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導入企業インタビュー

株式会社 中村屋様インタビュー

今回はイカリプラスをご導入いただいている株式会社 中村屋の本社にて本部生産企画・管理部品質管理担当の方々にお集まりいただき、インタビューにご協力いただきました。

株式会社 中村屋 インタビュー風景

イカリプラスを導入したきっかけを教えてください

イカリプラスはいつから導入されていますか?

2024年5月くらいから複数の工場で導入しはじめ、最終的に全工場と、その全工場をつなぐ本部用IDを導入するまで1年くらいかけて順次導入しました。

イカリプラスはどの拠点で利用されていますか?

現在は神奈川工場、埼玉工場、つくば工場、武蔵工場の4工場と、本部機能の品質管理担当で活用しています。主に有害生物管理活動で利用していて、本部からも各拠点の状況が把握できるので助かっています。

導入のきっかけは何だったのでしょうか。

イカリ消毒様と弊社工場で行っている防虫ミーティングの中でご紹介いただいたのがきっかけです。最初から強い必要性を感じていたわけではありませんが、話を伺い、実際に使用する中で活用のイメージが見えてきました。

そもそも御社では、工場などの品質管理活動などの情報共有に課題があったのですか。

はい。工場間、本部間での情報共有はずっと重要なテーマでした。防虫対策や品質課題を横断的に共有するため、2015年頃から定期的に防虫ミーティングを継続しています。

DXに対する課題感は工場もそれぞれ。導入にあたりどのような苦労があるのでしょう

インタビュー中の様子

御社でのDX化の流れはいつ頃から始まったのでしょうか。

大きなきっかけは2018年に武蔵工場を新設した時です。その際に、帳票類を紙ではなくペーパーレスで進めようという方針ができ、そこから各工場や本部でもデジタル化を意識するようになりました。

紙管理のどのあたりに一番負担がありましたか。

チェックシートを紙で保管するため、束ねる、回覧する、保管する、探す、といった作業にかなり手間がかかっていました。また、1年分保管する必要があるので、スペースの負担も大きかったです。

データ活用の面ではどうでしたか。

必要な数値だけ担当者が紙から拾ってExcelに打ち直し、グラフを作るという流れでした。全部のデータを活かしきるのは難しく、必要な時に過去の情報を探すのも一苦労でした。

監査対応でも紙の課題はありましたか。

ありました。必要書類の有無や最新版の確認、過去資料の検索など、準備や当日の提示に時間がかかっていました。取引先監査も多いため、すぐに出せる状態にしておく必要がありました。

現場のチェックシート運用では、どのような変化がありましたか。

これまでは記入漏れがあるか現場責任者が確認していましたが、自動で先に進めないように設定できるので、さらに確実な運用が実現しました。異常値もその場で分かり、データの正確性はより一層高まったと思います。

管理者の視点ではどうでしょう。

承認・未承認が見えるので、管理はしやすくなりました。この日は問題がなかった、といった状況も把握しやすくなっています。

業務時間そのものは大きく減りましたか。

現場の入力作業だけを見ると、人によっては紙の方が早いという意見もあります。ただ、全体で見ると管理や確認のしやすさ、後工程の集計や分析のしやすさは確実に上がっています。

ペーパーになれた方々に対してDXを進めるのには理解してもらうのに時間と労力がかかるようですね。その調整などを本部として情報収集しながら工場・現場へ実施されているご様子でした。

衛生管理のDX、イカリプラスの導入はどうだったのでしょう

実際にイカリプラスを導入した当初の印象はいかがでしたか。

正直に言うと、最初はそこまで強い興味があったわけではありません。特に武蔵工場は新しい工場で、当時は現行運用でも大きな困りごとが見えていなかったので、『今すぐ必要なのかな』という感覚もありました。

その印象は使い始めて変わりましたか。

変わりました。実際に使うと、紙をなくすだけでなく、記入漏れや異常値をより確実に把握できるようになり、潜在的なリスクの可能性が低減されました。また、活動状況が可視化され、比較や分析がすぐできるようになり、こうしたデータの一元管理により、年間のマネジメントがより戦略的に実施できるようになったというメリットが見えてきました。

イカリプラス活用の様子

特に便利になった機能はありますか。

捕獲データの比較ですね。以前は去年と今年を比べるだけでも、紙の報告書から数字を拾ってExcelでグラフ化していました。今は条件を指定すればすぐに比較でき、図面にも可視化されるので、会議資料づくりがかなり楽になりました。

そのデータはどのような場面で使われていますか。

報告書や会議資料に使っています。以前は『載せたいけど集計が大変だからやめよう』となっていたものも、今はグラフで見せた方が分かりやすいので活用しています。わざわざExcelに転記したり、グラフ化するなどの手間が全くなく、イカリプラスの機能を使ってデータを分析しグラフ化、それを貼り付けるだけなので、分析結果をより分かりやすく表現できるようになりました。

改善活動の管理面でも変化はありましたか。

あります。改善提案や指摘内容が写真付きデータとして確認できるので、過去の内容を見返しやすいです。どこが未対応か、どのエリアで指摘が多いかも一覧・図面双方で確認できるため、工場の弱点把握にもつながっています。

監査対応ではどんな効果がありましたか。

SDSなどの資料がまとまっていて、最新版をすぐに提示できるので非常に助かっています。以前のように都度依頼して保存して、という手間が減りました。監査時にも自信を持って提示できます。

本部としての見え方は変わりましたか。

工場ごとの状況をより整理して見られるようになってきました。ただ、まだ本部が十分にデータを見ながら活用し切れているかというと、これからの部分も大きいです。今後は統括的な見方をもっと強めたいと考えています。

イカリプラスの教育コンテンツはどうでしょう。

現在一般従事者教育は各工場で実施していますが、外国人従事者への伝え方には課題がありますのでたまにイカリプラスの動画も活用しています。基本は日本語前提で、口頭フォローを加える形が中心なので、どこまで正しく伝わっているか把握することが今後の課題です。

中村屋の皆さま

今後期待することは何ですか。

一つは予測分析です。過去データや地域情報も含めて、『どの工場で、どの時期に、どんなリスクが高まりそうか』を先回りして分かるようになると、未然防止に活かせると思います。例えば近隣環境の影響で工場の近くにある施設や地域特性が虫の発生に関係しているケースもあります。そうした情報まで含めて予測できると、より実践的な対策が取りやすくなるはずです。
それともう一つが教育コンテンツの動画などの多言語対応です。ミャンマー語をはじめ、外国人従事者向けの教育コンテンツが充実すると、衛生ルールやアレルゲン管理の理解が深まり、現場の教育品質も上がるのでありがたいです。

最後に、イカリプラスをどう評価されていますか。

単なるペーパーレス化ではなく、データの見える化や分析、監査対応のしやすさまで含めて価値があると感じています。今はまだ活用の途中段階ですが、今後はAIや多言語機能も含めて、より高度な衛生管理につながることを期待しています。

おわりに

イカリプラスは単なる報告書受け渡しシステムではなく、様々なデータを利活用し、改善などの現場活動をサポートできる衛生管理のDXです。いまは困っていないから必要ない、とのお考えもありますが、実際に導入してみると活用の仕方が見え、さらに将来の防虫活動に対する期待も見えてきます。

イカリ消毒はお客様によりそい・つよく・ささえる、をモットーに衛生管理活動をサポートしております。イカリプラスもお客様の活動をサポートし、お客様と伴走しながらこれからの時代の衛生管理をささえます。

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